図面に地図を挿入したいんだけど…
どうすればいいの?
こんにちは、メモだよ!!管理人です。
今回は、そんなあなたに、図面に地図を表示する方法を紹介します。
図面の挿入単位を設定
まず最初に、図面の挿入単位を設定しておきましょう。
AutoCAD が提供している acadiso.dwt というテンプレートを使用すると、図面の挿入単位は ミリメートル になっています。
地図をあつかうときに、ミリメートル ではなく メートル 単位にしたいときは、設定を変更しておきましょう。
- アプリケーション ボタン → 図面ユーティリティ → 単位設定 をクリックします。
- 挿入尺度 を好みの設定にします。
今回は、例として メートル を選択します。
- OK をクリックします。
これで、挿入単位がメートルに変わりました。😄
地理的位置を割り当て
つぎに、地理的位置を割り当てる必要があります。
- 挿入 タブの 地図から をクリックします。
- はい をクリックします。
- 住所の欄に住所を入力してEnterキーを押します。
- ここにマーカーをドロップ をクリックします。
- 次へ ボタンをクリックします。
- 希望の 座標系、作図単位 を選択して、次へ をクリックします。
- 場所を指定するよう求められるので、希望の場所を指定します。
※ 指定した図面の場所が、さっき入力した住所になります。
- 北方向の角度を聞かれます。
角度を入力するか、2 点をクリックして、北方向の角度を指定します。
※ 90 と入力すると、上(Y 軸方向)が北になります。
あっ!!
画面に地図が表示されました!!
キャプチャ領域を設定
地図は出てきましたが、かなり広い範囲が表示されています。
ズームアウトして拡大してみてください。
ホントだ…
結構広い範囲ですね。
こんなに広い範囲はいらないと思うので、必要な部分だけの表示にします。
- キャプチャ領域 をクリックします。
- 表示したい領域の対角の 2 点を指定します。
- マップをオフ をクリックします。
ホントだ!!
指定した場所だけが表示されるようになった!!
マップの表示を変更
既定の設定では、航空写真になっています。
これを道路地図にもできます。
変更するには、道路地図 を選択します。
ホントだ!!
道路地図の表示になった!!
あれっ!?
でも、さっき指定した範囲が、航空写真のままですよ。
キャプチャ領域で指定した場所は 地理マップ イメージ というオブジェクトになります。
なので、それが作成されたときのマップタイプとして 航空写真 ということが記憶されています。
この表示は、プロパティ パレットで変更できます。
まずは、他の地図がじゃまなので、マップをオフ を選択して非表示にします。
地理マップ イメージを選択します。
プロパティ パレットで、マップ タイプを 道路地図 にします。
やったー!!
地図表示に変更できた!!