線分[LINE]コマンドは、リボンの一番左にあります。
![線分コマンド](https://www.memodayo.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-04_08-13-06.jpg)
なぜこんな目立つところにあるかというと、もっとも使用するコマンドのひとつだからです。
この記事では、線分コマンドの使用方法を紹介します。
また、他のオブジェクトでも利用可能な、角度、距離を指定して描く方法も紹介します。
線分コマンドの実行方法
まず最初に、線分コマンドの実行方法を確認しておきましょう。
覚えやすいのは、リボンにある 線分 をクリックです。
![線分コマンド](https://www.memodayo.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-04_08-13-06.jpg)
これで、線分 コマンドが実行されます。
また、Lと入力しても、線分 コマンドを実行できます。
距離を指定して線を描く
ここでは、距離を指定して線を描く方法をみてみましょう。
線分 コマンドを実行します。
「1 点目を指定」に対して、適当な点をクリックします。
![適当な点をクリック](https://www.memodayo.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-04_08-27-51.jpg)
ステータス バーの 極トラッキング がオンになっていることを確認します。
オンになっていない場合は、クリックしてオンにします。
![](https://www.memodayo.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-04_08-29-33.jpg)
カーソルを右水平方向に持っていきます。
すると、位置合わせパス が表示されます。
![位置合わせパス](https://www.memodayo.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-04_08-33-21.jpg)
そして、500と入力してEnterを押します。
![500 と入力](https://www.memodayo.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-04_08-36-20.jpg)
これで、水平な長さ 500 の線分を描けました。
続いて、カーソルを垂直方向に持っていきます。
すると、位置合わせパスが表示されます。
![](https://www.memodayo.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-04_08-35-22.jpg)
そして、500と入力してEnterを押します。
![500と入力](https://www.memodayo.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-04_08-42-40.jpg)
これで、垂直な長さ 500 の線分を描けました。
![水平と垂直な 500 の線分](https://www.memodayo.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-04_08-43-51.jpg)
ここで、実際描く垂直線の長さが 300 だったと気づいたとします。
線分を削除して、再度描き直すのはめんどうですよね。
そんなときのために、元に戻す オプションがあります。
コマンド ウィンドウに表示されている 元に戻す をクリックします。
![元に戻す をクリック](https://www.memodayo.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-04_08-47-38.jpg)
すると、最後に描いた垂直の線分が描かれたことが取り消されます。
![最後に描いた線分が取り消された](https://www.memodayo.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-04_08-49-18.jpg)
カーソルを垂直方向に移動します。
位置合わせパスが表示されたことを確認して 300 と入力します。
![](https://www.memodayo.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-04_08-51-02.jpg)
これで、垂直な長さ 300 の線分を描けました。
![垂直な 300 の線分](https://www.memodayo.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-04_08-52-47.jpg)
コマンドを終了するには、Enterを押します。
これで、長さが 500 の水平な線分と、長さが 300 の垂直な線分が描けました。
![長さが 500 の水平線と、長さが 300 の垂直線を描けた](https://www.memodayo.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-04_08-54-25.jpg)
角度を指定して線分を作成する
ここでは、角度を指定して線分を作成する方法を見てみましょう。
線分コマンドを実行します。
「1 点目を指定」に対して、適当な点をクリックします。
![適当な点をクリック](https://www.memodayo.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-04_08-27-51.jpg)
500と入力します。(Enterは押さない)
![500 と入力](https://www.memodayo.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-04_09-07-58.jpg)
Tabを押します。
すると、角度を入力する欄がアクティブになります。
![角度を入力する欄がアクティブになる](https://www.memodayo.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-04_09-09-49.jpg)
45と入力してEnterを押します。
![45 と入力](https://www.memodayo.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-04_09-15-37.jpg)
これで、45度で長さ 500 の線分が描けました。
![45度で長さ 500 の線分が描けた](https://www.memodayo.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-04_09-17-02.jpg)
つづいて、500と入力します。(Enterは押さない)
![500と入力](https://www.memodayo.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-04_09-19-14.jpg)
Tabを押して、角度として45を入力してEnterを押します。
![Tabを押して、角度として45を入力](https://www.memodayo.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-04_09-21-29.jpg)
これで、もうひとつ 45度で長さ 500 の線分が描けました。
![45度で長さ 500 の線分が描けた](https://www.memodayo.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-04_09-22-37.jpg)
コマンド ウィンドウの 閉じる をクリックします。
![閉じる をクリック](https://www.memodayo.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-04_09-24-26.jpg)
すると、最後に指定された点から、最初に指定した点までの線分が作成されます。
これで、線分が閉じられてコマンドが終了しました。
![線分が閉じられた](https://www.memodayo.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-04_09-25-26.jpg)
このように、線分 コマンドはEnterを押して終わるだけではありません。
閉じる オプションで、閉じて終わることもできます。
まとめ
もっとも頻繁に使用するコマンドのひとつの 線分[LINE]コマンドについて見てきました。
水平、垂直、指定した角度で描けましたね。
また、距離も指定できました。
コマンドの終了方法は、Enterを押したり、閉じる オプションで閉じて終わることもできました。
これらを知っておくだけで、かなり図面を描けるようになったのではないでしょうか。